選挙と教育

国会が無様だ。
自分たちで選んだはずの議員が、国とか国民のためでなく
党のためだけに動いているように見える。

「結局、選挙に行って投票しても、何も変わらないじゃん」
政治に関与している実感が湧かないというのが、
投票率が低迷している大きな要因の一つだと思う。
税金をこういう風に使っている、要望したらこう変わった、
というのを、分かりやすく示していくことが必要だ。さておき。


小学校の頃から、生徒会長を決める手続きとして
本物の投票箱を使って投票のマネゴトをさせられたりした。
しかし、生徒会長が誰になったところで、何が変わるわけでもない。
(たぶん本人以外には)
選挙とは、漫然と、目的や見通しをする必要なく、
人気投票をすることだと学んでしまうのだ。

この国はそういう、魂の無い選挙教育をしてきた国だから、
実際の選挙も人気投票の域を出ないし、
投票による政治参加の意識も育たない。

この状況を改善するには、義務教育から変えないとね。
(それとも、意図的に骨抜きに?)

まあ、実際の選挙・政治が「お手本」になるレベルでないと
どうしようもないけどね。