T師兄語録 7
僕は、爪を短すぎるくらいに深く切る。
T師兄によれば、
「点穴の時、爪の痕が残らないように」するのが
望ましいらしい。
鉄砂掌の鍛錬で、砂などに指先を突き入れるものがある。
これをしていると、爪は先が削れて半分くらいになるが、
指先が鍛えられて、敵の皮膚を裂くのに十分な強さになり、
爪を剥ぐ心配もない。らしい。
超・秘伝らしいが、指立て伏せの練習時に、
指は腹を使わず、指を垂直に立てる、
普通の腕立てでも、指に力を入れて同時に握力を鍛える、
指先を鍛える時には、目を傷めてしまうので(!)
漢方薬を服用しながら続けるのが本式。らしい。
単に手で握る筋力の握力でなく、
全身の剄力で一瞬に相手を掴み制圧する抓力を鍛えることが
求められる。
掴む強さが強ければ、単純に考えても相当強い人だ。
握力は衰えたが、爪に頼らず、
ツボを指先で押しても爪跡が残らない様に、
深く爪を切るようにしている。